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生きて呼吸する建材。無垢材の家で心地よい暮らし

生きて呼吸する建材。無垢材の家で心地よい暮らし

無垢材の家は、その柔らかなあたたかみや、部屋に入ったときに感じる木の香りによって、私たちに安らぎを与えてくれます。
木の香りや肌触り、木目などにはリラックス効果があると言われていますが、無垢材の家のいいところはそれだけではありません。
そもそも無垢材とはどういった材料なのでしょうか。

無垢材とは

無垢材とは、山や森で育った天然木の丸太から切り出した、自然の木そのままの材料のこと。
合板や集成材のように張り合わせた人工的な材料と比べると、自然のままの木材なので品質にはばらつきがありますが、ひとつひとつ異なる豊かな表情や、経年による変化を楽しむことができます。

夏は涼しく、冬は暖かい

無垢材の家では夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
これは、木の熱伝導率が低いことが関係しています。

木の中は多くの空気層を含んだ繊維構造になっているため、熱伝導率が低く、外気の影響を受けにくいという特徴があります。
その断熱性能はコンクリートの約12倍と言われるほど。

だから夏場は暑い日差しを遮って日中も涼しく、逆に冬場はほんのりとした温もりを感じることができるのです。
また、無垢材の家には蓄熱作用があるため、一度暖まると冷えにくく、素足の冷えも防いでくれますよ。

無垢材は天然のエアコン?

無垢材は調湿作用という優れた性質ももっています。
天然の木は伐採後も呼吸を続けており、部屋の湿度が高いときには空気中の水分を吸収し、乾燥しているときには内部の水分を放散します。

だから夏場、素肌で触れてもベタつくことはなく、サラサラとさわやか。
冬場は過度な乾燥を防ぎ、静電気も抑えてくれます。
またカビやダニ、細菌の原因のひとつである結露も防ぎます。

このように無垢材の家は一年を通して快適な室内環境を保ってくれるのです。
四季の移り変わりがはげしい日本の気候、風土にも適した建材といえるでしょう。

人の五感とからだに優しい

無垢材の家は人の五感にも優しく、化学建材の家と比べて疲労が少ないという利点もあります。

1.目への刺激を和らげる

木には紫外線を吸収する作用があります。紫外線の反射を減らしてくれるため、目に与える刺激が少なくなるのです。
光の反射が柔らかいため、眩しさも和らげてくれます。

2.心地よい音にする

無垢材は多くの空気層を含むため、吸音効果もあります。
室内に響く不快な雑音も低音・中音・高音をバランス良く吸収し、まろやかな音にしてくれます。

3.リラックス効果

森林浴が心地よく感じるのは、樹木が発する香り成分「フィトンチッド」の働きによるもの。この作用は伐採後も失われず、家の中を心地よい穏やかな空気で満たしてくれます。

4.からだに優しく疲労が少ない

優れた断熱性により冷えからくる疲労感が少なく、エアコンの使用も抑えられるため、からだへの負担が軽減されます。
またスギ、ヒノキ、パインなどの針葉樹は、柔らかく適度な弾力があるため、フローリングに使用すれば膝を痛めにくく、転倒時の衝撃も和らぎます。
接着剤などの化学物質を使用しないため、シックハウス症候群のリスクも軽減されますよ。

お掃除とメンテナンス

自然素材なのでお手入れが難しそうなイメージがあるかもしれませんが、実は自分でも比較的簡単にお手入れすることができます。

日頃のお手入れ

基本的には乾拭きで、フローリングであれば掃除機やほうきで埃を取り除きます。
汚れが気になる場合や、食べ物をこぼしてしまった時などは、固く絞った雑巾で水拭きをしても大丈夫。水拭きをしたら、仕上げに乾拭きもしましょう。

定期的なお手入れ

年に1〜2回、ちょっと乾燥してきたかな?と思ったタイミングで、施してある仕上げ塗装に合わせて、ワックスがけやオイルメンテナンスを行います。
少し面倒に感じるかもしれませんが、きれいに経年変化させることができるので、自分でお手入れをするごとに、どんどん愛着も湧いてくるはずです。
怠ったからといってすぐにだめになったりはしませんが、汚れがつきにくくなるので日頃のお手入れもしやすくなります。

兵庫・大阪で自然素材の家づくりなら

濱内工務店では無垢材だけでなく、漆喰など自然素材を使った家づくりをしています。
こだわり抜いた材料・方法をしっかりと反映し、素材本来の持つ力で快適な空間を実現します。
新築・注文住宅の建設や住宅リフォームもお任せください。

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