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注文住宅を建てるなら工務店とハウスメーカーのどっちがいい?その違いと特徴、工務店のおすすめポイントを解説!

注文住宅を建てるなら工務店とハウスメーカーのどっちがいい?その違いと特徴、工務店のおすすめポイントを解説!

注文住宅を建てると決めたとき、「工務店」と「ハウスメーカー」どちらに依頼するか迷う方も多いと思います。
そこで今回は「工務店」と「ハウスメーカー」の違いと特徴、どんな方に工務店がおすすめなのか解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

工務店とは

工務店とは、特定の地域に密着して住宅を建築する会社のことを指します。
工務店は会社の形態や規模によって、大きく3種類に分けられます。

地域密着型の工務店

拠点を置く市町村に密着して、近隣の住宅の施工を行うタイプの工務店です。会社の規模は比較的小さく、社長と数名の社員だけで成り立っていたり、家族経営だったりするケースが多いです。地域の特性や気候風土を理解し、環境に合わせた柔軟な対応ができるのが特徴です。

フランチャイズの加盟店

フランチャイズ展開している会社に加盟し、その技術を導入しているタイプの工務店です。マニュアル化された工法や規格、建材など使用しているため、コストを抑えられるのが特徴です。中には複数のフランチャイズに加盟し、さまざまなデザインや工法で家づくりを手がけているところもあります。

ビルダーとよばれる工務店

近隣の県や市に支店や営業所を持ち、広域に渡るエリアで年間20棟以上の施工を行うタイプの工務店です。地域密着でありながら、ハウスメーカーのようにモデルハウスや住宅展示場を持っているなど、営業活動に注力しているところも多いです。

ハウスメーカーとは

ハウスメーカーとは、自社ブランドを全国規模で展開しているような大きな会社のことを指します。
工場生産で仕様や規格が統一されているため工期が短くすみ、品質が安定しているのが特徴です。

工務店とハウスメーカーの違い

実際に家づくりをする際には、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で選ぶことが大切です。
具体的にはどのような違いがあるのか、家づくりに必要な要素をさまざまな角度から比較してみましょう。

1. 設計の自由度

設計の自由度は、工務店の方が高く、ハウスメーカーでは制限がある場合が多いです。

ハウスメーカーでは、「自由設計(セミオーダー)」か「企画型」で家づくりを進めていきます。あらかじめ用意されたプランの中から間取りや建材など、希望に合うものを選択するのが一般的です。ある程度決められている中から選ぶので、効率的に進められる一方で、自由度は限られてきます。

工務店ではお客様のご要望を聞きながら、一人一人に合わせた家づくりを一から行います。法律の都合上できないこともありますが、多くの部分を自分で決めることができるため、世界に二つとない、想いのこもった理想の家を建てることができるでしょう。
また都市部に多い狭小地や複雑な形の変形地、高低差のある土地に家を建てる場合でも、敷地を活かした柔軟な設計、提案をしてもらえます。

2. 価格

価格は、一般的に工務店の方が安くなる傾向にあります。

ハウスメーカーでは、建築資材や製品の規格を揃えて大量生産することによって、原価コストを下げています。しかし、その住宅価格にはテレビCMなどの広告費や展示場などの運営費、営業マンの人件費などが反映され、実際にかかる費用は高くなりやすいと言われています。

工務店の場合、ハウスメーカーのように広告費などに経費をかけないところが多いため、同じ場所に同等の家を建てるのであれば、工務店の方が費用を抑えられる傾向にあります。
もちろん、建築資材や設備にこだわれば工務店でも高額になってしまいます。しかし自由設計だからこそ、こだわりたい部屋とそうでない部屋、どこにお金をかけるかメリハリをつけて工夫することで、予算に合わせたコストの調整も可能です。

3. 施工期間

施工期間は、ハウスメーカーの方が短く済む傾向にあります。

ハウスメーカーの場合、多くの部材を工場で作成しています。建築資材の調達から施工までの流れがマニュアル化・システム化されているため、工務店での施工よりも短期間で完成するケースが多いです。

工務店ではプランを決める段階からお客様のこだわりを丁寧に反映させていきます。実際の現場でも、お客様のご要望に沿って大工が資材を手作業で加工しながら組み立てていくため、ハウスメーカーと比較するとどうしても工期は長くなりがちです。

4. 品質

品質は、工場生産で規格化されているハウスメーカーの方が均一です。

ハウスメーカーの場合、ほとんどが自社工場を持っており、規格化された建築資材を現場で組み立てる作業が中心になるため、仕上がりが一定で大きなムラがありません。もちろん現場で施工する大工の腕に左右される部分はありますが、誰が作っても同じになるようにあらかじめ綿密に計算されているため、品質は安定しています。

工務店の家づくりはひとつひとつ手作りのため、ハウスメーカーよりも大工の腕に左右される部分は多くなります。しかし専属の大工がいる工務店もたくさんあり、確かな技術力が期待できる場合も少なくありません。得意分野の技術が群を抜いていることもよくあるので、工務店がこだわっているポイントがあればぜひチェックしておきましょう。

5. アフターサービス

工務店でもハウスメーカーでも、「住宅瑕疵(かし)担保履行法」により柱や土台などの主要部分や雨漏りなどに関しては10年間保証されています。

それに加えて、ハウスメーカーは独自のアフターサービスを展開しているところが多く、制度が整えられているためマニュアルに沿った標準的な対応が期待できます。大手ならではの安定基盤で安心感があります。

工務店のアフターサービスは会社によってばらつきがありますが、マニュアル通りではない地域密着ならではの細やかさで、柔軟な対応が期待できます。同じ担当者と連絡を取り合うことが多いため、気軽に相談ができるので安心です。トラブルがあったときにも、すぐに駆けつけてくれることも多いでしょう。

いずれもどんなアフターサービスや保証制度があるのか、契約の前にしっかり確認しておくと安心です。

まとめ

工務店とハウスメーカー、それぞれに異なる魅力がありますが、理想のイメージがありこだわりを持って家づくりをしたい方には、地域密着型できめ細かい対応をしてもらえる工務店がおすすめです。

多くの方にとって一生に一度の大きな買い物である家づくり。妥協せず、心地よく暮らせる理想の住まいを実現するために、ぜひ一度工務店に相談してみてはいかがでしょうか?どんな希望も話しやすい距離感や、長年にわたり培ってきた確かな技術力など、工務店ならではの魅力を感じることができると思います。
後悔なく楽しみながら家づくりをしていけるように、信頼できるパートナーを探してみてください!
工務店と二人三脚で一から作り上げる楽しさ、そうして家が完成した時には、規格住宅では味わうことのできない特別な感動がありますよ。

私たち濱内工務店は、伊丹市や西宮市など阪神間を中心に、兵庫県全域や大阪府の一部地域にて、新築・注文住宅の建設を手掛ける工務店です。自然素材を用いた施工とその技術力には特に自信があり、なかでも化学材料不使用の「土佐漆喰」は当社のイチオシです。
木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造などに対応し、テイストを問わず幅広いお家を施工しておりますので、ぜひ施工事例もご覧になってみてください!

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